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「 クラブアッセンブリー 」
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「 クラブアッセンブリー 」
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| 前回（ 6月 3日）の報告 |
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| 1.ソング |
国歌 「君が代」
ロータリーソング 「四つのテスト」
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| 2.ビジター紹介 |
| 的場 真司 氏 （尼崎東ＲＣ） |
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| 3.会長の時間 |
ＲＩについて述べてみたいと思います。ＲＩの前身は1910年に結成された全米ロータリークラブ連合会です。
1912年にカナダに設立されたのを受けて、国際ロータリークラブ連合会と改称され、さらに1922年、現在の国
際ロータリーとなりました。1905年シカゴクラブが創立され、更に1910年に16クラブの連合体として全米ロー
タリークラブ連合会が結成されたとき、誰が33586の加盟クラブを擁する今日のＲＩの姿を予測したことでしょ
うか。
元々この連合会組織はシカゴ・クラブの[親睦・互恵]派と[奉仕・拡大]派の論争の中から生まれた妥協の産物
であり、最初は[奉仕・拡大]派の出向先ないしは逃避先としての色彩が濃いものでした。
この連合体は元来、クラブ群を管理する目的で作られた組織ではないため管理能力は備わっておらず、その弱
点を突かれた形で、1914年にロータリーの中間管理組織であるＲＩＢＩの設立によるロータリーの地域化が進
められました。ＲＩＢＩはイギリスとアイルランドのロータリー地域連合体であり、同じような構想は、後日、
南アメリカや日本（日満ロータリー連合会ＲＩＪＭ）にも起こってきます。
1922年、連合会がＲＩに改組されたことを機会に、その権限が大幅に強化され、それまでは奉仕理念の追求、
拡大、クラブ間の連絡調整の機能しか与えられなかったＲＩに直接監督権が付与され、それに伴って全世界の
クラブの標準化が試みられ、ＲＩ定款・細則と標準クラブ定款が制定されました。
同年6月5日以降に設立されたクラブは、ＲＩによって定められた標準クラブ定款を採用することが義務付けら
れることになっています。この中でクラブが独自に決定できる項目は、クラブ名と区域限界だけであり、その
他すべての条文は、ＲＩが定めた標準クラブ定款の原文通りのものを採用しなければなりません。
細則はＲＩが推奨する推奨クラブ細則が基準となりますが、定款に違反しなければ、各クラブがその実情に合
わせて変更したり、新たに制定することができます。
更に、この改組を機会にＲＩの立法機関が国際大会であることが定められ、これ以降は各クラブが任意に定款
を制定したり、改正することができなくなりました。なお、規定審議会がＲＩの立法機関となったのは1970年
のことです。
ＲＩの目的はロータリーの奨励、助長、拡大、管理であり、基本的には各ロータリークラブと対等の関係にあ
ります。更にその管理に当っては、クラブの自治を大幅に認めることが前提とされ、ＲＩの直接監督事項とさ
れる理念上の必要条件や、クラブの管理原則である定款に違反しない限り、クラブ運営に口出しすることはで
きません。
クラブが直接監督事項に違反した場合は、懲戒権を行使することができます。かつて、定款上、女性の入会が
認められていなかった時期に、再三にわたるＲＩの勧告を無視して女性会員の入会を許可したDuarte RC（Ca）
が、ＲＩから除名された例があります。
ＲＩの構成員はロータリークラブですから、ＲＩの管理はクラブの代表権者である会長や幹事に及ぶとしても、
ロータリアン個人に及びません。即ち、ロータリアン個人はＲＩの管轄外にあることになります。
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